7/11 リベンジ、浦富海岸(鳥取)
浦富海岸を漕いできた。今年の日本海初漕ぎだ。この週末は土日とも雨の予報だったが、直前になって好天の予報に変わったのだ。昨年の夏、海岸に打ち寄せるサーフと大きなうねりに怖じけづき、無念の敗退をしていた。今回、鳥取県の網代から兵庫県の浜坂までの海岸線を漕ぎ、やっとそのリベンジができた。
金曜日の夜10時過ぎに自宅を出た。ガソリンを入れようとして、財布を忘れたことに気づく。また自宅に戻った。慌てて準備するとろくなことがない。結局、出発は11時前になってしまった。夜の道路をひた走り、深夜に諸寄のパーキングに着いた。疲れきって、倒れ込むように車中泊。早朝、自転車をデポし、車で網代に移動する。天気は穏やかだが、浦富や東浜の砂浜にはサーフが押し寄せていた。
網代の大谷海岸でウィスパーを組み立て、8時前に出艇した。網代港の防波堤を越えると、けっこう大きなうねりが入っていた。緊張して身体がこわばっているのがわかる。初めての場所を一人で漕ぐ時はいつもこうだ。落ち着けと自分に言いきかす。すぐに岩礁地帯に突入。ブーマーに注意しながら岩礁の間を進んだ。
小さな島と岩礁が点在して、噂にたがわず素晴らしい景観だ。海が穏やかならゆっくり楽しめただろうが、うねりと返し波で岸壁近くはまったく気が抜けない。うねりが岩礁にあたり、大きな水しぶきがあがる。波が引くと急に岩が現れたりするので油断できない。脂汗をかきながら最初の岬を越え、浦富の湾に入った。湾内は周期の長いうねりがあるだけで、比較的穏やかだ。
遠浅の浜にはサーフが押し寄せていて近づけないので、岸から離れたところで湾を横断した。サーフのない東側の小さな浜に上陸して一息ついた。ここからどうしようか少し迷ったが、先に進むことにした。羽尾鼻の岬を越えてお隣りの東浜の湾に向かった。東浜もサーフで近づけない。サーファーがたくさん遊んでいるのが見えた。
さらに岬を越え、居組の湾に入った。このあたりはうねりと返し波でかなり波立っていた。ただうねりにも慣れてきて、怖さはあまり感じない。景色を楽しむ余裕も出てきた。西の洞門近くの浜に上陸してランチタイム。水の透明さに驚く。西の洞門を抜け、諸寄の湾に入った。まだ昼前なので、そのまま浜坂を目指した。
東の洞門、灯台のある矢崎ケ鼻を越えて、浜坂湾に入る。東には但馬御火浦の海岸線が続いていた。県民ビーチの手前で諸寄へと引き返した。嘘みたいに穏やかな諸寄の湾を横断して、駐車場脇の浜に上陸。20km弱、4時間ちょっとのツーリングだった。変化のある景色と海況で、あっという間に感じた。
カヤックを置いたまま、車を回収するために網代に向かう。海沿いの快適舗装路だ。居組からはつづら折りのヒルクライム。東浜の集落を抜け、さらに浦富の海岸線を走った。田後からは昔の海沿いの道を走り、最後は網代に向けてのダウンヒルだ。適度にアップダウンのあり、海の景色も楽しめるツーリングコースだ。それに自転車で走ることで、さらにその土地に馴染むことができる。
車で諸寄まで戻った。濡れ物やカヤックを乾かしている間、日曜はどうしようか考える。このまま東に進んで香住あたりまで行きたかった。しかし、梅雨前線が日本海へと北上してくる予報だ。風も強くなりそうだ。自宅に戻ることにした。但馬御火海岸は次の楽しみにとっておこう。ウィスパーを分解し、夕方諸寄を後にした。
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コメント
そういえば、去年はうねりがかなりあったのを思い出しました。
そしてジェットスキーが走りまくり。
次の連休、3日取れたので日本海で舟屋めぐりでもしてこようかと思っています。
投稿: てっさん | 2009年7月15日 (水) 14時31分
>てっさん
すっかりご無沙汰しています。
昨年は浦富ですれ違いでしたね。
やっと浦富海岸を漕ぐことができました。
北東方向からの大きなうねりに最初はビビりましたが、
なんとか行けてよかったです。良いところでした。
これを契機に、丹後半島や若狭までつなげていきたいと
考えています。
この三連休は日本海で楽しまれるのですね。
私もこの夏は日本海三昧で楽しむ予定です。
投稿: ts | 2009年7月15日 (水) 23時27分
『浦富海岸』ツーリング。
私も毎年夏休みには、島根半島で漕ぐ事にしています。 今年は、前回浦富を少しだけ漕いでみました。
やはり日本海は、瀬戸内とは違う雰囲気と透明度で好いですよね。
投稿: カヤッカー | 2009年7月17日 (金) 17時31分
>カヤッカーさん
今、旅から戻ったところです。返事が遅くなりました。
浦富は変化に富んだ海岸線でした。さほど遠くないところに、こんな良いところがあるなんて嬉しいことです。今度はすっきりした夏空の下で、ゆっくり漕いでみたいものです。
隠岐に渡るフェリーから見た島根の海岸線も良さそうでした。いつか漕いでみたい場所のひとつです。漕ぎたい場所は増える一方です。
投稿: ts | 2009年7月21日 (火) 00時40分