みちのく旅日記(蔵王編)
12月27日、宮城蔵王すみかわ(宮城)
前夜は仙台市内に宿泊。強い冬型の気圧配置で、仙台市内でも雪が舞っていた。風も強い。たぶん山には入れそうもないなあと思いながら、宮城蔵王のすみかわスノーパークに向かう。刈田岳へのツアーの起点となるスキー場だ。いきなり地吹雪で迎えられ、刈田岳へのツアーは即断念してスキー場で遊ぶことにした。ところがこのスキー場、やたらと緩斜面が多い。比較的傾斜のある最上部の後見ゲレンデで未圧雪斜面に飛び込んだが、板がずぶずぶと沈み止まってしまう。傾斜がなくなるとひたすらラッセルで進まなければならない。昼過ぎに引き上げ、青根温泉で汗を流した後、山形に移動した。パウダーなのに少し哀しい一日。
12月28日、蔵王温泉スキー場(山形)
この日は山形蔵王で東北の細板革靴テレマーカーであるdakurohさんとご一緒させてもらうことになっていた。dakurohさんを待っている間、レストハウスでテレマークスクール「まんず」の加藤さんと出会った。初対面だが気さくな方で、蔵王周辺の雪の状態などを教えていただいた。9時にdakurohさんと合流。ブログを通して交流があり、今年のGWにも月山で接近遭遇して言葉まで交わしていたのに、その時はお互いにそれと気づかずにいたのだ。だからきちんとお会いするのは初めてだった。
奥さんは「まんず」で午前中講習を受けてみると言う。私はdakurohさんに山形蔵王を案内してもらった。この日も風が強く、ガスで視界がない。山どころかスキー場の上部にすら行けない。dakurohさんは細板革靴でかっ飛ばしている。私は邪道のプラブーツと太板で後をついていく。私も細板革靴で頑張ってみようかなと大いに刺激を受けた。そしてリフトに乗っている間は山やテレマークの話を楽しんだ。
午後は奥さんも加わって3人で滑った。ゲレンデを滑ることが少ない私は一年分くらいの滑走距離をこなした感じだ。2時半ごろ、dakurohさんは仕事の打ち合わせということで仙台に戻られた。山には入れなかったが、dakurohさんと初めてのセッションができ、最高に楽しい一日になった。dakurohさん、ありがとうございました。東北まではるばる来た甲斐があったというものです。
12月29日、面白山スキー場(山形)
やっと寒波がやわらいだ。この日は面白高原のスキー場に出かけた。仙山線の山寺駅前に車を置き、ひと駅先の面白高原まで電車で移動する予定だ。このスキー場は電車でしか行けない秘境スキー場なのだ。だが、いくら待っても電車が来ない。仙台周辺の強風のためダイヤが乱れ、40分も遅れて電車が到着。
面白高原駅からは登行リフトでスキー場まで上がる。客は同じ列車に乗っていたスノーボーダー二人と私達だけで、広い未圧雪の斜面を存分に楽しんだ。次の電車が到着するまでは貸し切り状態である。朝は曇っていたが、次第に雲が切れて快晴になった。東北到着以来、初めてお日様を拝めた。人も次第に増え(といってもしれてるが)、雪が腐ってきたので、お昼頃に切り上げて山寺駅に戻った。
せっかくだからと芭蕉の「閑けさや・・・」の句で有名な立石寺を見学した。雪に覆われた山寺はなかなかの雰囲気で、奥の細道紀行みたいな雰囲気になってきた。背後の険しい山に幾多のお堂が配置されており、全部回るのに一時間以上かかった。急な石段は雪が凍り、かなり危険な状態である。それに油断していると屋根から雪がどかっと落下してくるので気が抜けない。スキーよりずっと疲れたが、私はこういう旅も好きなのだ。
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コメント
みちのく旅行,お疲れさまでした.
雪が降ってくれたのは良かったですが,BCへ出るには厳しい状態になってしまいましたね.それでも楽しんでいただけたようで何よりです.
また東北へいらっしゃるのをお待ちしてます.
投稿: dakuroh | 2009年1月 4日 (日) 21時57分
>dakurohさん
山形蔵王では本当にお世話になりました。
東北からの帰り道に、白石スキー場に寄り道してきました。小さいけれど私好みのスキー場でした。今回訪ねたスキー場のほとんどは、dakurohさんのブログを通して知ったものです。そういう意味でもお世話になりました。
今度、東北に行く時は、細板革靴持参で参ります。その時はよろしくお願いします。
投稿: ts | 2009年1月 4日 (日) 22時52分